茶道
> 初めてのお茶会
初めてのお茶会 お茶席には大きく分けて二種類あります。 ひとつは、懐石、濃茶、薄茶をもてなす正式な茶会である「茶事」です。
もうひとつは、多くの客を一同に招き菓子と薄茶(あるいは濃茶)のみをもてなす「大寄せ」の茶会です。 初めてお茶を体験する方は、まず茶事に招かれることはないはずですから、大寄せの茶会での作法を知っていれば、あなたも大丈夫。
まず、お茶を楽しむことが、一番大事なことです。 これだけ知っていればまず大丈夫というのは、次の三項目です。 1. 扇子、懐紙、楊子を用意するまず、持ち物では、最低限必要なものとして、扇子、懐紙、楊子があれば充分です。 2. 正客と末客になってはいけない正客とは、茶会における最上位の客のことで、一番上座に座り、客を代表して亭主と挨拶をかわし、問答するなど、正客として定められた作法もあり、茶道の技量のある人でないと勤まりません。 末客は、お詰めともいい、一番最後(下座)に座り、いろいろな働きが必要とされる役目なので、茶道の技量があり茶会に慣れた人でないと勤まりません。
ですから、正客と末客になってはいけません。 大寄せでは不特定の人が来ますので、お互いの技量を知りませんから、遠慮しあって正客を譲り合いますので、はっきり「お茶会は初めてなので」といいましょう。 さらに、正客の次に座る次客も避けましょう。3. まわりの人の真似をするあとは、まわりの人の真似をしていれば大丈夫です。次のページから見て行っていただけば分りますが、流儀が違うと作法が異なりますので、大寄せの茶会では少々間違えても全然平気ですから、堂々としていましょう。 - 座り方・立ち方
- お辞儀の仕方
- 襖の開け方・閉め方
- 歩き方
- 席入りの仕方
- 床・釜の拝見の仕方
- 扇子の置き方
- お菓子のいただき方
- 薄茶のいただき方
- 茶器・茶杓の拝見の仕方

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