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呉洲赤玉香合
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行司・頭取・勧進元 差添・世話人
呉洲赤玉香合(ごすあかだまこうごう)は、丸形の呉須赤絵の合子で、大中小があります。
呉洲赤玉香合は、安政二年(1855)刊『形物香合相撲』では、「西二段目二十一位」に位置します。
呉州赤玉香合は、番付頭註に「大中小有」とあり、そのうち小を「赤絵小丸」「小丸」と呼び珍重されます。小丸は、蓋は中央の丸を囲んで四分され、相対する二方に花の一枝を描き、もう二方を赤く塗り潰し、中央の丸に二色で花が描かれ、身の方は萌黄の小さな玉を赤の紐が継いでいます。この小丸の紋様は一定したものですが、大中は大きさ、図柄とも一定していませんが、甲に白抜きの兎の居るものが喜ばれます。小丸は、多くの身蓋の内側に数字が書き込まれ、焼くときに身蓋を照合する番号であると伝えられていますが、上下の番号が一致することは滅多にないといいます。
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