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交趾食篭香合
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行司・頭取・勧進元 差添・世話人
交趾食篭香合(こうちじきろうこうごう)は、交趾竹ノ節(東四段目二十三位)と同工で、裾が窄まった形の交趾の合子で、身の胴に二本の竹節が巡り、蓋の甲の中央の菊花文を霊芝弁が取り巻き、花文に赤い加彩のあるものです。
交趾食籠香合は、別に大振りな八角盛蓋で、各面毎に陰刻があり、甲の菊坐の摘みが付き周囲が花弁紋のものがあります。
交趾食籠香合は、箱書に「食籠」とあって、蓋の甲の中央に天下一の文字があり、その左右に花文様、周縁に雲と走馬文がある、総萌黄のものもあります。
交趾食篭香合は、安政二年(1855)刊『形物香合相撲』では「東五段目十五位」に位置します。
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