茶道 ＞ 茶道の道具 ＞ 香合 ＞ 形物香合相撲番付 ＞ 交趾枩毬 交趾枩毬香合 一段目　二段目　三段目　四段目　五段目 行司・頭取・勧進元　差添・世話人 交趾枩毬香合（こうちまつかさこうごう）は、松かさのような形をした交趾の合子で、円錐形の蓋の甲が宝珠形の曲線をなしており、松毬を青海波状に彫り、頂上突起が寄花のようになっています。 交趾枩毬香合は、松毬、松傘、松笠とも書きます。 交趾松毬香合は、安政二年（1855）刊『形物香合相撲』では「東三段目十六位」に位置します。 交趾松毬香合は、番付頭註に「色絵」とあますが、色絵は見当たらず、惣萌黄、惣黄や、頂上突起が紫色のもなどがあるといいます。 交趾松毬香合は、一見「東三段目十位」にある「蕗薹」と似た姿をしていますが、鱗片状の松かさのつくりが青海波で細かく数が多いところが異なります。 茶道をお気に入りに追加