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染付辻堂香合

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染付辻堂香合

染附辻堂香合(そめつけつじどうこうごう)は、四方箱形の上に四角錐が乗り、松葉と木の葉の二種の落葉紋が描かれた染付の合子です。
染付辻堂香合は、その形が四つ辻や道端に建つ小さな仏堂をおもわせるところからの名といいます。葛屋(くずや)、わら屋、落葉ともいうとあります。
染付辻堂香合は、『形物香合相撲』(安政二年〈1855〉刊行)では、西方最高位の「大関」に位置します。
染付辻堂香合は、五島美術館蔵ほか数点知られ、五島美術館蔵品は日本からの注文によって明代末天啓年間(1621〜1627)頃に中国景徳鎮で焼かれたものといいます。

『茶道筌蹄』に「辻堂 角四方おろし屋根の上に松葉と木葉とのもやうあり」とあります。
『茶道宝鑑』の香合図会に「宗甫書付には、ワラ屋とあり、閑事庵書付には落葉香合とあり」とあります。

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