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猪目窓
猪目窓(いのめまど)は、窓の形状による名称のひとつで、猪目(いのめ)の形をした窓のことです。
猪目(いのめ)は、ハート形に似た文様のことで、猪(いのしし)の目に似ているところからこの名があるとも、「い」の字の変形したもの、梵字の「い」の字の変化したものなどとも言われます。
猪目窓は、西翁寺の藤村庸軒好み平三畳本勝手宗貞囲下座床「淀看席」(よどみのせき)の床の上の小壁や、松花堂昭乗好みの二畳上座押板床「松花堂」(しょうかどう)の水屋の袖壁にあり、内側に掛障子を掛けてあります。
猪の目窓 淀看席 松花堂 茶室
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