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達磨堂釜
達磨堂釜(だるまどうがま)は、茶の湯釜の形状のひとつで、撫肩四方釜で、尾垂、香炉耳、共蓋、胴に「達磨堂」の三文字を鋳出した釜です。
達磨堂釜は、大徳寺高桐院の清巌宗渭(1588〜1661)が建立した達磨堂の香炉を、表千家六世覚々斎原叟(1678〜1730)が釜に仕立てたとされ、清厳和尚の筆と伝えられる「達磨堂」の文字が鋳出してあります。
『茶道筌蹄』に「達磨堂 原叟高桐院清厳和尚建立の達磨堂の香炉を以てカマとなす、形ナデ四方、カタに玉ブチあり、オダレ、香炉耳、トモ蓋、清厳和尚の書達磨堂の文字あり、写し道爺作数三十(別本二十)」とあります。
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