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夜学蓋置

七種蓋置   糸巻 駅鈴 夜学 笹蟹 三輪 墨台 つくね 硯屏 

夜学蓋置

夜学蓋置(やがく ふたおき)とは、甕形の四方に火灯窓のような大小の透しがある形の蓋置です。
夜学蓋置は、夜に学問をする際、机上を照らす灯明の火皿の台を転用したものといわれます。
夜学蓋置は、灯台ともいいます。

『茶之湯六宗匠伝記』に「唐物の蓋置は、古の物、かねの物、共におしなべて総名を夜学のふた置と申ならはし候、其の子細は、夜唐にては学問をする時分に、此ふた置を置、かわらけにあぶらを入、とうしんをたふと入、火をとぼし、卓の上に置、何にても書物を見るために、夜学の蓋置と云」とあります。

     
七種蓋置      糸巻
     
駅鈴  夜学  笹蟹  三輪
     
墨台  つくね  硯屏 
     
火舎  五徳  三葉  一閑人
     
栄螺  三人形    七種

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