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一色装

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一色装
一色装(いっしょくそう)とは、単色裱(たんしょくひょう)、単色鑲(たんしょくじょう)とも呼ばれ、軸装としては最も早く唐代(618〜907)に出現し、本紙の上下左右を同一種の色の綾や絹で表装したものです。
一色装は、上を「天」、下を「地」、左右を「辺」といいます。
一色装は、唐代では辺はなく、宋代に左右に細い辺がつくようになり、明代になると広い辺をもつものが現れます。
一色装は、画心(本紙)が長いものに用いられることが多く、天地の高さの比は三対二になっています。
一色装は、画心(本紙)の上に詩堂あるいは詩塘と呼ばれる題字を入れるための紙を張ったものがあります。
一色装は、画心(本紙)の上下に錦眉あるいは錦牙と呼ばれる幅の狭い裂地を入れたものがあります。

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