茶道 ＞ 茶道の点前 ＞ 割り稽古 ＞ 帛紗のつけ方 帛紗のつけ方 表千家　　裏千家　　武者小路千家 帛紗（ふくさ） は、お茶を点てる亭主が、八つ折にして懐中し、茶席に入る前に腰に着けます。 表千家 懐中した帛紗を右手で取り出し、「わ」を右にして左手に載せ、左手前の端を取って、右側に一つ広げます。 右隅の角を一枚とって、左手を離して帛紗を垂らして三角形にします。 左手を右手近くに持ち添え、三角形の一番長い辺をすべらせて、両手で帛紗の両端を持ちます。 帛紗を向こうへ二つ折りにします。 左手で左右の端を合わせて持ち、帯の上から下に挟みます。 男性は、帯の下から入れて挟み、左手を帯の上から入れて帛紗の端を上へ上げるように引っ張ります。 裏千家 懐中した帛紗を右手で下からすくうように取り出し、「わ」を右にして左手に載せ、左手前の端を持って、右側に一つ広げます。 右隅の角を一枚、右手の指でつまみ、ぱらりと落として三角にします。 左手を滑らせて対角線の角を持ち、体の正面で横一文字にします。 両方の手の指が背中合わせになるように、帛紗を向こうへ二つ折りにします。 左手の親指と人差し指で左右の端を合わせて持ち、右手は中に入れたまま下まで下げて、左手で、帯の上から掛けます。 男性は、帯の下から挟みます。 武者小路千家 懐中した帛紗を右手で取り出し、「わ」を右にして左手に載せ、右側に一つ広げます。 右隅の角を一枚つまんで持ち、左膝前の上方へ持ってきて、左手を離して帛紗を垂らし、三角に折ります。 再び左手で下の三角の端を持ち、体の正面で水平に構えます。 左右の端を体の中央で合わせて二つ折りにします。 左手の親指と人差し指で左右の端を合わせて持ち、左腰に、帯の上から掛けます。 男性は、帯か袴の紐の下から挟みます。 　 帛紗の扱い 帛紗のつけ方 帛紗さばき 茶器の拭き方 茶杓の拭き方 茶筅とおし 茶巾のたたみ方 茶碗の拭き方 お茶の点て方 茶道をお気に入りに追加