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三代寒雉
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三代宮崎寒雉(みやざき かんち)は、江戸時代後期の金沢の釜師です。
三代寒雉は、二代寒雉の子で、名は尚申、通称は彦九郎、寒雉と称します。
三代寒雉は、若年で京都の大徳寺で修業し、歌文をよくし茶事にも通じていたといいます。
三代寒雉は、加賀の前田家に召されて帰国し、内匠頭に任じられ、銭裁許を命じられて鋳貨を司ったため、世に「銭屋寒雉」と呼ばれます。
三代寒雉は、共箱もありますが、釜作は極めて少ないといいます。
三代寒雉は、安永二年(1774)歿します。
『茶家酔古襍』に「寒雉 彦九郎、名常晩、寒雉と号す、安永二年死す、世に銭屋寒雉と云」とあります。
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