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下間家
初代庄兵衛 二代庄兵衛 三代庄兵衛
下間家(しもつまけ)は、京名越家四代三典浄味の門人の下間庄兵衛(しもつま しょうべえ)を初代とする釜師の家です。
下間家は、代々「庄兵衛」(しょうべい)を名乗ります。「荘兵衛」と書いたものもあります。
下間家は、二代庄兵衛以降は鑑定を専らとし、四代庄兵衛以降は釜作はないといいます。
初代 庄兵衛、名は政勝、安永二年(1773)没
二代 庄兵衛 名は味次、寛政十二年(1800)没
三代 庄兵衛 名は味宣、号は浄汲、天保九年(1838)没
四代 庄兵衛 名は完味。
五代 庄兵衛 明治初年頃
『茶家酔古襍』に「荘兵ヱ 下間氏、名正勝、上手。荘兵ヱ 名味次、多田好亀甲真形鬼風呂、一艸庵好責紐二十五あり。荘兵ヱ 名味宣、薙髪浄汲と号す」とあります。
『茶道筌蹄』に「浄味 先祖を名護屋越前入道善正と云ふ、東山時代也、この後詳ならす、子孫に至て大仏の鐘を製するものを初代浄味と云ふ、其子昌乗斎、其子三典浄味、原叟時代也、これより後は正兵衛代作なり、〓(丸の中に常)初代より今にこの印をもちゆ」とあります。
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