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水皿
水皿 水屋棚 水屋飾 表千家 裏千家 武者小路千家
水皿(みざら)とは、畳の面と同じ高さに作られた、竹の簀子(すのこ)の入った流しをいいます。
水皿は、直径三乃至五分位の丸竹を詰め打ち張りにした簀子を、銅板を舟底形に加工した落しの上に、取り外しができるように据えたものです。
水皿の向うと左右の三方の壁に、厚さ五、六分の杉の腰板を張ります。高さは一尺四、五寸前後で、板が反らないように蟻桟をかけて納めます。
腰板の上端から一、二寸下がったところに水屋釘を打ちます。
水皿の手前は一尺から三尺くらいを榑縁(くれえん)張りとし、一部の板を切りこんで揚蓋にしてその下に炭入をつくることもあります。
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