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八千代棚

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八千代棚

八千代棚(やちよだな)は、桐材紅溜塗の四方箱で、倹飩(けんどん)の前戸は鳥の子張りに金砂子が霞に撒いてあり、縁は桐木地、銀の七宝座の摘みが付き、箱の両側の上部に七宝透しがある箪笥です。
八千代棚は、淡々斎(たんたんさい)の斎号で知られる、裏千家十四世 無限斎(むげんさい)碩叟宗室(せきそうそうしつ)が好んだ棚です。
八千代棚は、利休好みの旅箪笥をもとにして好まれたものです。
八千代棚は、本歌には淡々斎の嘉代子夫人の筆で『古今和歌集』の「我が君は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」の小色紙が張ってあることろからこの名があります。
八千代棚は、七宝透しの内側に桐木地の板が嵌っていて、これを引き出して芝点を行う場合に用いることもします。
八千代棚は、炉・風炉ともに用います。

     
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