茶道茶道の道具掛軸表具 > 変り表具

変り表具

見切表具 袋表具 台表具 刳抜表具 柱隠 描表具

変り表具
変り表具(かわりひょうぐ)とは、掛物の表補(ひょうほ)、幢補(どうほ)、輪補(りんぽ)の三体表具の他の表具の形式のことをいいます。
変り表具には、中廻の柱を除き一文字と同じ幅で一文字と平行に置いた「見切表具」(みきりひょうぐ)、色紙や短冊など小さな本紙を大きな紙(台紙)に張りこんだ「台表具」(だいひょうぐ)、大きな裂地を本紙の部分だけ切り抜いて本紙を嵌め込んだ「刳抜表具」(くりぬきひょうぐ)、幅の狭い本紙を輪補(りんぽ)に仕立て風帯を一本だけ付けた「柱隠」(はしらかくし)などがあり、その他にも、本紙だけでなく中廻し天地の部分まで筆で書いた「描表具」(かきひょうぐ)などと呼ばれるものもあります。

茶道をお気に入りに追加

変わり表具 掛軸