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備前種壺水指
種壺 青海 破桶 矢筈口 烏帽子箱 緋襷
種壺(たねつぼ)は、種を貯えるのに用いられたとする無釉の焼締め陶を水指に見立てたものです。
種壺は、丈の長い広口の壺で、口造りは大抵捻り返しになっており、肩に二つないしは四つの耳がついおり、この耳に紐を通して蓋を締めるといい、耳に紐が通らないようなものは後世の作といいます。
種壺は、丹波、信楽、伊賀、常滑、瀬戸などの古窯でも作られています。
種壺は、同様のものに種浸壺(たねひたしつぼ)があります。
種浸壺は、種を蒔く前に発芽を促すために水に浸すのに用いられたとする壺で、種壺より大きく、胴に膨らみがあり、肩には耳がついていません。
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