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花頭窓
花頭窓(かとうまど)は、窓の形状による名称のひとつで、上部が尖頭アーチ状の窓のことです。
花頭窓は、華頭、火頭、花灯、華灯、火灯、瓦灯、架灯などとも書かれます。
花頭窓は、禅宗寺院の建築とともに中国から伝わり、唐様(からよう)建築に多く用いられ、茶席では広間の床脇書院の窓に多く用いられています。
花頭窓は、一般に窓枠は黒漆塗にし、建具は縦の組子の多い細間の柳障子(やなぎしょうじ)とし、窓枠の外側に四枚または二枚引違として建て付けられたものが多く見られます。
花頭窓は、伏見稲荷大社御茶屋や西本願寺黒書院の付書院、小間では昭和六年(1931)築の栂尾高山寺の四畳台目本勝手中柱台目切下座床「遺香庵」(いこうあん)があります。
華頭窓 火頭窓 花灯窓 華灯窓 火灯窓 瓦灯窓 架灯窓 花燈窓 華燈窓 火燈窓 瓦燈窓 架燈窓
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