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霞床
霞床(かすみどこ)とは、床の間の形式のひとつで、張付壁(はりつけかべ)の一間床で、床の正面中央部に壁との間に少し隙間をあけて違棚(ちがいだな)を設けた床の間のことです。
霞床は、違棚の奥に富士山の絵を掛けると、違棚が富士にたなびく霞のように見えるところからこの名があります。
霞床は、鴻池了瑛が寛保二年(1742)大徳寺玉林院に造立した牌堂南明庵の東に付属する表千家七世如心斎天然宗左好みと伝えられる四畳半茶室「霞床席」(かすみどこのせき)があります。
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