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獅噛鐶付

鬼面 尼面 遠山  常張 獅噛 和様

獅噛鐶付

獅噛鐶付(しかみかんつき)とは、鐶付の形状の一つで、獅子の頭部をかたどった鐶付のことです。
獅噛鐶付は、「しがみ」ともいい、「獅子咬」、「獅子噛」とも書きます。
獅噛とは、「顰」(しかみ)からきており、眉を寄せ口を開き牙をむき出した恐ろしい形相の鬼神面や顔をしかめた鬼や獅子の面をいいます。
獅噛鐶付は、「尼面」(あまつら)ともいわれています。
獅噛鐶付は、筑前芦屋には少なく、天命に割合多くみられます。

『茶道筌蹄』に「鐶付 鬼面、鉦鼓耳、遠山、あまつら(龍の事也)、松かさ、茄子、さい(責紐の事なり)、なた豆」とあります。

     
鬼面  尼面  遠山   
     
常張  獅噛  和様  鉦鼓耳 

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