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鉦鼓耳鐶付
鬼面 尼面 遠山 撮 常張 獅噛 和様
鉦鼓耳鐶付（しょうごみみかんつき）とは、日本で意匠された鐶付の形状の一つで、雅楽で用いる金属製の円形の皿形の打楽器である鉦鼓を鈕で吊るための二箇の山形になった耳の形を模した鐶付のことです。
鉦鼓耳は、伊勢釜と天命釜によく見られます。
『茶具備討集』に「鐶付 爪取、松笠、竹節、鉦鼓耳、塩吹貝、鬼面、兔耳、蝦、龍頭」とあります。
『茶道筌蹄』に「鐶付 鬼面、鉦鼓耳、遠山、あまつら（龍の事也）、松かさ、茄子、さい（責紐の事なり）、なた豆」とあります。
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