茶道
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間道金襴 緞子 間道 錦 風通 繻珍 天鵞絨 印金 莫臥爾 更紗 間道(かんとう)
とは、縞文様のある裂をいい、「縦縞」「横縞」「格子縞」があります。 漢島、漢東、漢渡、広東、閑島、邯鄲などの字が当てられています。 間道の名前は、名物裂として取り上げられた縞織物が、主として中国広東地方で産出された絹織物であったこに由来するといわれます。 「日野間道」のようにインドや中近東などの木綿の入った縞織物もあります。 唐物茶入の袋に間道を用いるたのは千利休とされ、天下の四茄子のうち三つまでが間道の袋に入っています。 『石州三百ケ条』に「昔ハ唐物ニハ古金襴、和物にはかんとう・純子の類を用、利休より布而唐物などに袋をかろく、かんとう・純子のたくひを用、和物なとハ古金襴の類を用いて袋をおもくする也」とあり、『山上宗二記』には「紹鴎茄子 四方盆に居わる。かんとう(間道)の袋にいる。 関白様」「茄子 似りとも云い、百貫茄子とも云う。かんとう(間道)の袋」「珠光小茄子 かんとう(間道)の袋に入る。」とあります。
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