茶道
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虫籠花入(むしかごはないれ)は、竹筒を口になる部分を残して節下から割剥ぎしたものを傘状に回し編みし、下の部分は底を丸く編んでから腰立ちさせて椀形に編み、上下を肩の部分で組み合わせて作られており、口が丸竹そのままの、撫肩な、胴が膨らんだ形の竹組の籠で、置花入として使われます。
虫籠とは、小形の虫取り用の籠で、秋に鈴虫を捕り籠の中に入れて口栓をし、枕元などに置いて、その鳴声を楽しむためのものだそうです。
千宗旦が、その虫籠を花入に見立てたものといわれます。
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