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鉈籠

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利休所持 鉈鞘籠花入

鉈籠(なたかご)は、鉈の鞘の形をした扁平な竹組の籠で、掛花入として使われます。
千利休が、鉈を入れる鞘を掛花入に見立てたものといわれ、利休所持の「鉈鞘籠花入(なたのさやかごはないれ)」で、利休から藪内家初代藪中斎剣仲紹智に渡り、藪内家に伝来したものが有名です。
利休所持の「鉈鞘籠花入」は、内箱蓋表に利休の筆で「なたのさや 花入」、内箱蓋裏に藪内家五代不住斎竹心紹智が「利休所持 古紹智より伝来也」と記してあり、受筒には藪内家二代月心軒真翁紹智の花押があります。
この「鉈鞘籠花入」は、竹心の時に故あって山田家に与えられ、さらに竹田家に譲られたことが、竹の外箱書付に明らかです。
また、竹心筆の添状によると、剣仲の女婿にあたる古田織部がこの花入れを熱望しますが許されず、秘かに持ち帰ったところ、剣仲がひどく立腹したため、詫び状を添えて剣仲の元に花入を返したといいます。この詫び状は藪内家に現存しているといいます。
会記においては、『天王寺屋会記』天文18年(1549)正月9日の徳安の朝会に「一 柱ニなたのさやニ松・梅入」とあるのが初出といいます。

     
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