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西村道弥

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西村道弥作 利休好 四方釜

西村道弥(にしむら どうや)は、京都三条釜座に住し、表千家四世 江岑宗左(1613〜1672)時代の釜師です。
西村道弥は、西村家二代とされています。
西村道弥は、名は吉利、通称は初め弥一郎、のち弥三右衛門を名乗ります。
西村道弥は、西村道仁の子とも弟子とも、道仁の弟子の弥一郎の子ともいわれますが、詳らかでありません。
西村道弥は、西村家で代々「道や(弥・也・爺)」を名乗ったところから、俗に「わたるどうや」とも「古道弥」とも呼ばれます。
西村道弥は、千家にはじめて出入りするようになり、西村道弥家の初代とするものもあります。
西村道弥の釜は、砂肌が多いといいます。

『釜師由緒』に「一、京作 西村彌一郎 道彌也」(別本『釜師由来』に「西村彌一郎 道彌父か」「西村彌一郎 元祖彌一郎の子 道彌也」)とあります。
『茶家酔古襍』に「道弥 初弥一郎、後弥三右エ門、名吉利、道仁の子、江岑時代、上手」とあります。
『茶道筌蹄』に「道彌 道清の弟子すじ大西彌一郎と云ふ、此間に道運道有あり、つまびらかならす」(別本「道弥 道仁の弟子すじ大西弥一郎といふ、江岑時代、此間に道運道有あり不詳」)とあります。

     
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