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梅棚
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梅棚(うめだな)は、青漆刷毛目塗、内側が黒塗の旅箪笥状の形で、一枚の棚板があり、倹飩蓋(けんどんぶた)で、摘みの金具が梅の花を裏から見た形の「裏梅」(うらうめ)になっているものです。
梅棚は、武者小路千家七世 直斎(じきさい)堅叟宗守(けんそうそうしゅ)が好んだ棚です。
梅棚は、同様の形状で桐木地の好みもあります。
梅棚は、土佐光貞の下絵で三代宗哲の作になる「二本松蒔絵茶桶」と染付雲堂手の水指を取合せとして好まれた棚といわれています。
梅棚は、武者小路千家では直斎好み、八世一啜斎好み、十二世愈好斎好みがあります。
梅棚は、直斎好みは旅箪笥、一啜斎好みは台目構の大棚、愈好斎好みは四本柱の小棚です。
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台子 | |
大棚 | |
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仕付棚 |
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箪笥 | |
表千家 | |
裏千家 | |
武者小路千家 |
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