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梅棚
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梅棚(うめだな)は、道具畳の巾の杉木地の天板に一尺四寸五分の袖を付け、勝手付の柱が白竹の二本柱、客付の前柱に松皮付丸太を用い、これに袋釘を打ち、客付向うの杉柱から前柱まで白竹二本を渡し、その間に捻梅(ねじうめ)の透しある桐木地の羽目板をはさみ、入隅に箱状の隅棚が付き、袖の下部が吹貫となっている大棚です。
梅棚は、武者小路千家八世 一啜斎(いっとつさい)休翁宗守(きゅうおうそうしゅ)が好んだ棚です。
梅棚は、広間を台目の構えとする棚で、炉でも風炉でも用います。
梅棚は、勝手付の柱が白竹の一本柱のものもあります。
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