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問答語
偈頌 法語 疏 榜 像賛 問答語 印可状 香語 道号 大字 安名 遺誡 祭文 願文 説文 遺偈 尺牘
問答語(もんどうご)とは、禅宗で、修行者が仏法についての疑問を問い、師家がこれに答えたものをいいます。
問答語の墨蹟では、重要文化財「子元祖元高峰顕日問答語」があります。渡来僧無学祖元(むがくそげん 1226〜1286)と、その弟子高峰顕日(こうほうけんにち 1241〜1316)が問答を交わしたものです。『仏国国師行録』などによれば弘安4年(1281)に行われたもののようです。この問答語は、はじめ巻物であったと考えられていますが、截断されて、現在は掛幅として「但来相叫」、「你且来」(相国寺所蔵)、「我要你」(鹿苑寺所蔵)の三幅のみが残っています。
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