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堀浄栄
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堀浄栄(ほり じょうえい)は、江戸時代前期の江戸の釜師です。
堀浄栄は、京名越家初代三昌(古浄味)の次男で、名は清光、通称を弥助、浄栄と号します。
堀浄栄は、元和元年(1615)幕府の召に応じて江戸に下り、御釜并銅物御細工御用を命ぜられ、元和三年(1618)山下御門外川岸通りに御細工地面を拝領し、堀山城守を名乗ります。
堀浄栄は、釜作には尾上釜、田舎家釜、筒釜などがあるといい、釜肌は砂肌で荒くはあるが毅然とした風致があるといいます。
堀浄栄は、没年不明ですが、二代山城守が襲職した寛永四年(1627)ごろと考えられています。
日光東照宮の薩摩宰相藤原家久献納の銅燈に「元和三年丁巳四月十七日 鋳工堀山城守清光」とあるといいます。
『茶家酔古襍』に「山城 堀氏、弥助、浄甫と号す、弥五良、家昌に従ひ江戸に下る、被召出代々御用相勤む」とあります。 『堀家先祖由緒書』に、初代を浄栄、二代を浄甫とあるといいます。
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