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堀浄甫
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堀浄甫(ほり じょうほ)は、江戸時代前期の江戸の釜師です。
堀浄甫は、初代堀山城の子で、名は清光、通称を弥助、浄甫と号します。
堀浄甫は、元和七年(1621)幕府の鋳物御用見習となり、寛永四年(1627)父浄栄の跡目相続を命じられ、御釜師となります。
堀浄甫は、明暦二年(1656)京都の鋳物師和田吉兵衛(信濃大掾国次)の次男吉五郎を婿養子とします。
堀浄甫は、上野東照宮銅燈籠十二基、日光東照宮銅燈籠十二基など多くの遺品があります。
堀浄甫は、釜作についてはあまり詳しく知られていませんが、共箱もあり、父同様に落ちついた上品な作振りといいます。
堀浄甫は、天和二年(1682)歿します。
上野東照宮の銅燈六対十二基に「慶安四年辛卯四月十七日 鋳成大工御釜屋堀山城守清光」とあるといいます。
『茶家酔古襍』に「山城 弥助、浄栄と号す」とあります。 『堀家先祖由緒書』に、初代を浄栄、二代を浄甫とあるといいます。
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