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灯心
すずめ土器 するめ土器 灯芯 蝋燭
灯心(とうしん)は、灯具に用いる芯、芯に火を点して明りとして用います。
灯心は、「とうしみ」「とうじみ」ともいいます。
灯心は、通常細藺(ほそい)の芯を引き出して作ります。
灯心は、長灯心と短灯心があります。
長灯心は、長さ一尺四寸で短檠(たんけい)に用います。
短灯心は、長さ七寸で短檠以外に用います。
灯心の数は、通常は、短檠が七筋、それ以外が五筋、三筋で、露地周りは三筋、月明かりのときは五筋としますが、席の大小、月夜または暗夜など場合により増減するときは、必ず奇数で用います。
『茶式湖月抄』に「一、短檠 長灯心七筋、敷紙杉原四つ折」「一、木灯台 竹檠 菊灯台 灯心五筋、長七寸より七寸五分迄」「一、路地行灯 灯心三筋、杉楊枝一本」「一、石灯籠 木灯籠 灯心三筋、但し月夜には沢山に入る」とあります。
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