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扇子の置き方

 

茶の湯では四季を通じて扇子をもちます。挨拶のとき、または床やお道具を拝見するときは、膝前に置いて用います。

表千家
扇子は亭主に挨拶するまでは、右ひざ脇に置いておきます。
亭主に挨拶する時は、膝前に先が左に向くように出して挨拶します。
挨拶が済んだら自分の後ろ側に置いておきます。この時、正客は扇子の先が次客のほうへ向くように置き、次客以下は先が正客の方へ向くように置きます。

裏千家
席入りが終わり、定座に着いたら、自分の後ろ側に右手で置きます。
この時、正客は扇子の先が次客のほうへ向くように置き、次客以下は先が正客の方へ向くように置きます。

武者小路千家
扇子は常に右横に置きます。
亭主に挨拶する時は膝前に出して挨拶しますが、挨拶がすむと扇子は右横に縦に置きます。
炭点前で拝見に立つときだけ、後ろに真横に置きます。

 

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  1. 座り方・立ち方
  2. お辞儀の仕方
  3. 襖の開け方・閉め方
  4. 歩き方
  5. 席入りの仕方
  6. 床・釜の拝見の仕方
  7. 扇子の置き方
  8. お菓子のいただき方
  9. 薄茶のいただき方
  10. 茶器・茶杓の拝見の仕方

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