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三人形蓋置

火舎 五徳 三葉 一閑人 栄螺 三人形 

三人形蓋置

三人形蓋置(みつにんぎょう ふたおき)とは、三人の唐子が外向きに手をつなぎ輪になった形の蓋置です。
三人形蓋置は、三閑人・三漢人・三唐子ともいいます。
三人形蓋置は、中国では筆架・墨台で文房具の一つで、それを蓋置に見立てたものです。
三人形蓋置は、三体の内の一体だけ姿の異なる人形があり、その人形を正面とします。

『茶道筌蹄』に「唐子三人手を組合せたる形なり」「利休所持、原叟書付あり、和物也、冬木氏伝来」とあります。
『茶道望月集』に「三漢人の蓋置迚唐人三人並びたる形あり、其中に羽織着たる人形有もの也、夫を表として、四畳半炉にては真向になし、風炉の向点の炉は前へなして置也」とあります。

       
七種蓋置  火舎  五徳  三葉 
       
一閑人  栄螺  三人形   
     
七種蓋置      糸巻
     
駅鈴  夜学  笹蟹  三輪
     
墨台  つくね  硯屏 

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