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点前座
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点前座(てまえざ)は、茶席で亭主が茶を点てるために座る場所をいい、一般的には点前畳(てまえだたみ)と踏込畳(ふみこみだたみ)を含めた、茶室で亭主が茶を点てるのに必要な場所のことをいいます。
点前畳(てまえだたみ)は、亭主が道具を置きつけて点前をする畳で、道具畳(どうぐだたみ)とも亭主畳(ていしゅだたみ)ともいい、畳一畳の大きさの丸畳(まるだたみ)か、畳一畳の四分の三の長さの台目畳(だいめだたみ)の大きさに限られます。
踏込畳(ふみこみだたみ)は、茶道口から茶室に入るところにあり亭主が点前畳に進むための畳で、小間では点前畳と兼用で、茶道口から踏み込んだ畳で点前をしますが、四畳半や広間では点前畳とは別になっています。
点前座の構えから茶室を分類し、畳の数にかかわらず、踏み込んだ畳で点前をするのが小間、踏み込んだ畳の次の畳で点前をするのが広間とする考えがあります。
点前座と床の位置により、点前座の前方に床を設けた「上座床」(じょうざどこ、かみざどこ)、点前座の後方に床を設けた「下座床」(げざどこ、しもざどこ)があり、特殊なものとして、点前座の上座に床を並べて設けた「風炉先床(ふろさきどこ)」、点前座の奥の勝手付(客座とは反対側)に床を設けた「亭主床(ていしゅどこ)」などもあります。
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