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名越昌孝
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名越昌孝（なごし まさたか）は、江戸時代後期の釜師で、江戸名越家八代です。
名越昌孝は、名乗は「昌孝」（まさたか）、通称を「弥五郎」（やごろう）、入道名は詳でありません。
名越昌孝は、旧姓を山田権次郎といい武州幸手の人で、七代名越昌明の養子となって八代を継ぎ、幕府の御釜師となります。
名越昌孝は、徳川光圀好の法華堂釜の写しがあります。
名越昌孝は、釜師の系譜である『鋳家系』を著します。
名越昌孝は、門人に荒木喜兵衛、清水多兵衛、小幡仁之助、佐藤久八などが出ています。
名越昌孝は、嘉永四年（1851）七十三歳で没します。
『茶家酔古襍』に「昌孝 初名権次良、今改弥五良」とあります。
天保十年（1839）の『天保武鑑』の「御数寄屋小細工」に「三十石御釜師すきや丁名越弥五郎」とあります。
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