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大西浄久
浄林 浄清 浄玄 浄頓 浄入 浄元 浄玄 浄本 浄元 浄雪 浄寿 浄典 浄長 浄中 浄心 清右衛門
大西浄久(おおにし じょうきゅう)は、江戸時代初期の京都三条釜座(かまんざ)の釜師です。
大西浄久は、大西家二代浄清の弟で、名は記壽、浄久と号します。
大西浄久は、上手の声が高く、浄清に見紛うほど似ているといいます。
大西浄久は、共箱があり、浄清浄久連名の箱もあるといいます。
大西浄久は、貞享三年(1686)歿します。
『茶家酔古襍』に「浄久 上手、貞享二年死す、光国卿御法華堂釜一つ造る、遠州公御好小松葉釜、色紙釜、石州公御好俵釜大小、夕顔釜、大姥口、切竹鐶付釜」とあります。
「新選釜師系譜」に「浄久 浄清弟 貞享三年没 光圀公御好法花釜ヲ作ル 遠州好小松葉、色紙釜、石州好俵釜、大小夕顔釜、大姥口、切竹鐶付釜ノ作アリ」とあります。
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