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大西浄入

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大西浄入 海松貝地文四方覆垂釜

大西浄入(おおにし じょうにゅう)は、江戸時代初期から中期の京都三条釜座(かまんざ)の釜師で、大西家の五代目です。
大西浄入は、姓は井上、通称は新兵衛、浄入と号します。
大西浄入は、四代浄頓の嗣子清吉(浄元)が幼少であったため跡を継ぎます。
大西浄入は、釜作はあまり多くありませんが、形の変わったものが多く、地肌はやや深い感じの砂肌で、少し厚手で地文のあるものが多いといいます。
大西浄入は、正徳六年(1716)七十歳で歿します。

『茶道筌蹄』に「浄元 浄清の子也、浄頓(浄元の子)、浄入(浄頓の子)、浄元(浄入の子)、これより道翁死後千家へ出入となる、浄玄(浄元の子)、清右エ門(浄玄の子)早世す故に弟子與兵佐兵衛家をつぐ、後浄元と云ふ、其子清右エ門大西にかへる、弟佐兵衛奥平と云ふ、清は大西、入は廣瀬、初の元井上、後の元細野、佐兵衛より大西」とあります。

     
大西浄林  大西浄清  大西浄玄  大西浄頓 
     
大西浄入  大西浄元  大西浄玄  大西浄本 
     
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