茶道 > 茶道の道具 > 釜 > 釜師 > 大西家 > 浄本
大西浄本
浄林 浄清 浄玄 浄頓 浄入 浄元 浄玄 浄本 浄元 浄雪 浄寿 浄典 浄長 浄中 浄心 清右衛門
大西浄本(おおにし じょうほん)は、江戸時代中期の京都三条釜座(かまんざ)の釜師で、大西家八代です。
大西浄本は、姓は細野、幼名は清吉、諱は兼満、通称は清右衛門、諡号を浄本といいます。
大西浄本は、七代浄玄の妻の弟で、浄玄に子がなかったため養われて八代を継ぎます。
大西浄本は、共箱は「細野」の印を用いています。
大西浄本は、天明五年(1785)三十九歳で歿します。
『茶道筌蹄』に「浄元 浄清の子也、浄頓(浄元の子)、浄入(浄頓の子)、浄元(浄入の子)、これより道翁死後千家へ出入となる、浄玄(浄元の子)、清右エ門(浄玄の子)早世す故に弟子與兵佐兵衛家をつぐ、後浄元と云ふ、其子清右エ門大西にかへる、弟佐兵衛奥平と云ふ、清は大西、入は廣瀬、初の元井上、後の元細野、佐兵衛より大西」とあります。
|