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大西浄徳

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大西浄徳

大西浄徳(おおにし じょうとく)は、幕末から明治の京都三条釜座(かまんざ)の釜師です。
大西浄徳は、本姓は玉村、通称は徳兵衛、大西家より浄徳の号を贈られます。
大西浄徳は、十一歳で大西家十代浄雪に弟子入りし、十代浄雪、十一代浄寿に仕えます。
大西浄徳は、明治二年(1869)十二代浄典、明治八年(1875)十一代浄寿が亡くなり、浄典の子が十歳で残されたため、十二代を預かり、幼主の育成、経営安定に尽し、十三代を浄長に相続させます。かつては浄典ではなく、浄徳を十二代に数えていました。
大西浄徳は、明治三十五年(1902)七十七歳で歿します。

     
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